オンプレミス型は、サーバやネット環境などすべて自社で運営・保守を行うシステムであるため、初期導入コストが高く、構築まで時間がかかってしまいます。メンテナンスやアップデートが難しい点に加え、外部からのシステム利用の際などは、ネットワークからのアクセス設定を行わなければいけません。
クラウド型の場合、まず初期コストを抑えつつスムーズに利用できる点がメリットと言えるでしょう。また、メンテナンスやアップデートは基本的にベンダーが行うため、更新業務の効率化も図れる点もメリット。外部からシステムを利用する際にも、複雑な設定は不要です。移行することで、多くのメリットをもたらすでしょう。
クラウド型のゴルフ場システムは、初期費用が0円から数百万円までと幅広く、月額利用料は機能や規模によって数万円から20万円前後が相場です。
システムによっては、IT導入補助金などの補助金を利用するとコストを抑えることができるものもあるので、比較段階で確認をしておくといいでしょう。
| クラウド | オンプレミス | |
|---|---|---|
| サーバ設置場所 | クラウド事業者のデータセンター | 自社内(自社管理) |
| 初期投資コスト | 低い(導入時の負担少) | 高い(設備投資が必要) |
| 運用コスト | 従量課金制(利用量に応じる) | 設備の維持・管理コストが必要 |
| 導入スピード | 短期間(即時導入可能) | 長期間(構築に時間がかかる) |
| セキュリティ管理 | クラウド事業者に依存 | 自社内で独自に管理可能 |
| 障害対応・保守管理 | 事業者が対応 | 自社で対応する必要あり |
| 災害リスク | 比較的低い(遠隔バックアップ) | 比較的高い(自社設備に依存) |
拡張性と柔軟性に優れており、リアルタイムでのデータアクセスと更新が可能な点が、クラウドが選ばれる理由です。
リアルタイムで予約が取れるため、予約管理業務を効率的なものに。また、高い拡張性を有していることから、さまざまな機能・サイトとの連携や柔軟なカスタマイズにも対応しています。個々のゴルフ場に適した運営環境を構築できるでしょう。
セキュリティ面で安心できる点も、クラウドが選ばれる理由。自動でアップデートが行われるので、常に最新の状態で利用できます。
高いセキュリティ対策が施されているシステムを選ぶ際には、データ暗号化やアクセス制御、バックアップ機能、カスタマイズ性などの要素を重視しましょう。通信データの暗号化やアクセス制御によって、データの不正利用のリスクを減らすことが可能です。また、データのバックアップ機能が搭載されているかも重要なポイント。万が一災害やトラブルが起きた場合でも、データ損失の心配がありません。 障害や不具合が発生するリスクにも対応できるクラウドシステムを選びましょう。
なお、データ暗号化やアクセス制御については公式HPなどに記載がないケースもあるので、その場合は問い合わせてください。
クラウド型システムは、業務効率の向上をサポートする機能が多く搭載されています。複数の処理を効率的に行える画面構成や、経験の浅いスタッフでも処理作業を行えるピクトグラムの採用。利用者のスマートフォンを活用したセルフオーダー機能、予約から決済までの流れをすべてスマートフォンで完結できる機能など、幅広く搭載。
これらの機能をフル活用することで、基幹システムが効率よく業務を進められる労働環境を提供します。
40年以上の経験を有する老舗メーカーのクラウドシステムは、業界特有のニーズに対応した機能と高い信頼性を備えている点が強みです。各オプションシステム・機能との連携が可能なため、個々のゴルフ場の運営コンセプトや運用に合わせた利用が可能。予約サイトやポータルサイトとも連携することで販売チャンネルが広がり、認知度拡大にも繋がるでしょう。各ゴルフ場のニーズに対応できるシステムを構築できます。
長年ゴルフ業界に携わってきた実績が、企業からの信頼の証。確かな知識とノウハウで、理想のゴルフ場を実現します。
シン・クラブメイトは、40年以上にわたりゴルフ場運営の支援を行い、老舗ゴルフ場からも信頼される「富士テレコム」が提供するクラウド型のゴルフ場基幹システムです。
ゴルフ場の実情を熟知した企業が構築した、ゴルフ場が真に求める機能を搭載したシステムを導入し、他社との差別化を図りましょう!
従業員‧スタッフ向けの営業状況把握のための画⾯と、経営者‧⽀配⼈向けの集客・売上着地予測の画⾯をそれぞれ⽤意。⽴場によっては不要となる情報が表⽰されず、使いやすくなっています。
担当営業‧専任SE‧専任インストラクターなど、業種特化したゴルフ場様専任チームが導⼊から稼働まで⽀援。遠隔操作によるサポートも可能です。
クラウド対応により、スマートフォンでのチェックイン‧オンライン決済などいわゆる「スマートラウンド」のスムーズな導⼊を目指せます。また、システムの⽼朽化や属⼈化とも無縁です。